かっさプレートの角度と圧|肌に負担をかけない当て方
2026/08/08
かっさプレートは、肌に対して45度前後に寝かせて当てます。「立てて使うのか寝かせるのか」「どのくらいの力で動かすのか」——手に取った方がまず迷うこの2点には、はっきりした答えがあります。角度は45度前後、圧は肌の色が変わらない程度。これだけで当たり方は大きく変わります。
刮痧(かっさ)は道具を使う手技です。手のひらと違い、力加減が直接伝わりません。だからこそ角度・圧・すべり・回数という4つの条件を先に押さえる必要があります。1994年の創立以来32年、通信講座でセラピストを育ててきた当学院が、教材で最初に伝えている基本をまとめました。
この記事では、プレートの持ち方と角度、圧の目安、クリームの量、動かす方向と往復回数、そして当ててはいけないタイミングまでを、具体的な数字とともに解説します。後半では美顔フェイシャルケア講座の教材内容と受講料もご紹介します。
目次
1. かっさプレートは45度前後に寝かせて当てる
刮痧(かっさ)プレートは、寝かせて使う道具です。肌に対しておよそ45度。この角度が基本で、ここから大きく外れると当て方そのものが変わってしまいます。
プレートを立てて90度に近づけると、縁が点のように当たります。同じ力で動かしても、狭い範囲に圧が集まってしまう。逆に寝かせれば接地面が広がり、力が面に分散されます。初めて手に取った方の多くが無意識に立ててしまうのは、鉛筆やスプーンを持つ感覚が残っているからです。
持ち方にも決まりがあります。親指と人差し指、中指の3本で軽くはさみ、手首ではなく前腕ごと動かす。手首だけで動かすと角度が一往復ごとに変わり、当たり方が安定しません。
- 肌に対して45度前後、プレートの面を使う
- 指3本で軽く持ち、握り込まない
- 手首は固定し、腕全体でゆっくり動かす
- プレートの厚い側と薄い側を、部位で使い分ける
厚い側は頬など広い面、薄い側や切れ込みは輪郭や指の側面に沿わせる場面で使います。1枚のプレートに複数の曲線が付いているのは、当てる部位ごとに肌の丸みが違うためです。
2. 圧は肌の色が変わらない程度でいい
顔まわりに当てるときの圧は、驚くほど軽くて構いません。目安は、動かした跡に肌の色が変わらない程度です。赤みが出るまで擦る必要はありません。
ここは誤解が生まれやすい部分です。背中や肩に行う刮痧では、皮膚表面に赤みが出ることを一つの区切りとする考え方があります。ただし顔の皮膚は背中よりも薄く、同じ発想をそのまま持ち込むと負担が大きくなります。背中側の技法を体系的に扱う講座としては、刮痧(かっさ)デトックスセラピー講座が別に用意されています。
圧を確認する方法は簡単です。プレートを当てずに、指の腹で自分の頬を軽く押してみてください。指紋が沈まない程度の力。それが顔に当てる圧の上限だと考えておけば、まず強すぎることはありません。
強く当てても早く整うわけではない、という点は最初に覚えておきたいところです。力ではなく、角度と回数と滑らかさで組み立てていきます。
3. クリームは10円玉大、一方向に3往復まで
乾いた肌に直接プレートを当ててはいけません。すべりが足りないと、プレートが肌を押し縮めながら進み、こすっている状態になります。角度と圧を正しく取っていても、この一点で台無しになります。
使う量の目安は10円玉大。少なすぎると途中で止まり、多すぎるとプレートが逃げて狙った線をたどれません。塗り広げてから指で軽くなじませ、表面がしっとりしている間に始めます。動きが重くなったら、その場で足してください。全体で5分から10分ほどの短い手順ですから、1回か2回の追加で足ります。
動かす方向と回数
方向は一方向が原則です。往復させても3往復まで。1か所につき3秒程度で滑らせきり、同じ場所にとどまらないようにします。
- あご先から耳の下へ、輪郭の骨に沿わせる
- 口角の横から耳の前へ、頬の面を使う
- 小鼻の脇から頬骨の下を通り、こめかみへ
- 目尻の外側からこめかみへ、圧をさらに軽くする
- 耳の前から首の側面を通り、鎖骨の上まで下ろす
最後の鎖骨まで下ろす動きを省略する方が少なくありませんが、ここを飛ばすと顔だけで動きが終わってしまいます。首の側面を通す一手間が、全体のつながりを作ります。
目のまわりは骨のふちに沿わせ、まぶたそのものには当てません。額は生え際に向かって、こめかみは円を描かず直線で。頭皮まで含めた手技を扱う講座としては、フェイス&ヘッドセラピー講座もあります。
4. 当ててはいけないタイミングがある
使うべきでない場面をはっきり決めておくことが、道具を扱ううえで最も大切です。次に当てはまる間は、プレートを置いてください。
- 肌に傷、かき壊し、ニキビの炎症がある部位
- 日焼けをした直後や、ほてりが残っている状態
- 発熱しているとき、体調がすぐれないとき
- ピーリングを行った直後の肌
- 皮膚の疾患で治療を受けている期間
特に最後の一点は自己判断を避けてください。皮膚科などで治療中の方、薬を使用している方は、始める前に主治医へ相談することをおすすめします。妊娠中の方、持病のある方も同様です。道具の扱いに慣れているかどうかとは別の話で、医療機関の判断が優先されます。
家族や友人に行う場合は、始める前に体調と肌の状態を必ず確認します。相手が痛みを感じたらすぐ止める。この確認を習慣にしている方ほど、長く続けられています。
5. 美顔フェイシャルケア講座で学べる内容と受講料
角度と圧の話をここまで書いてきましたが、実際の手技は映像で見たほうが早く身につきます。美顔フェイシャルケア講座は、刮痧(かっさ)・骨気(コルギ)・ピーリングの3つの手技を、自宅で基礎から学べる通信講座です。
教材の中身
- オリジナルDVD 1枚
- オリジナル実技テキスト 1冊
- かっさプレート
- マッサージクリーム
- ピーリングジェル
実技修業科目と理論修業科目
実技は、刮痧(かっさ)フェイス、刮痧(かっさ)ヘッド、骨気(コルギ)、ピーリングの4科目です。骨気(コルギ)はさらに、デトックスポイントを開く、お悩み別骨気、頭皮リフトアップの3項目に分かれます。
理論は、刮痧(かっさ)とは、刮痧(かっさ)の歴史・特徴、施術時の注意事項、骨気(コルギ)とは、マッサージと骨気(コルギ)の違い、骨気(コルギ)の特徴・禁忌事項、ピーリングとは、ピーリングの歴史・タイミング・選び方、使用時の注意事項などを扱います。
受講料と期間
- 通常価格 59,400円(税込)
- 資格支援特別価格 19,500円(税込)※特別価格は時期により変動します
- クレジット24回払いなら月々922円
- 標準学習期間 1ヶ月〜3ヶ月、最長1年まで受講可能
- 試験料・認定料・送料・更新料はすべて無料
- 修了後に認定証3枚を発行(GBC認定1枚、ITSA認定2枚)
質問はメールで回数無制限、再試験も無制限です。分割の詳細は受講料のお支払方法をご覧ください。カリキュラムの全体像は美顔フェイシャルケア講座のページにまとめています。
6. よくある質問
かっさプレートは毎日使ってもいいですか?
顔まわりに行う場合は、週に2回から3回を目安にしてください。毎日続けたくなる方が多いのですが、間隔を空けたほうが1回あたりをていねいに行えます。肌に赤みやヒリつきが残っている日は休みます。
プレートは何でできているものを選べばいいですか?
天然石や樹脂などいくつか種類がありますが、初めての1枚なら、手にしっくりなじむ大きさかどうかを優先してください。縁が欠けたものは肌を傷つけるため使用を中止します。美顔フェイシャルケア講座では教材にかっさプレートが同梱されているため、別途購入する必要はありません。
通信講座だけで実技まで身につきますか?
DVDと図解入りテキストで手順を確認しながら、何度でも繰り返し練習できます。わからない箇所はメールで質問でき、回数の制限はありません。提出課題には講師が添削を行うため、自己流のまま進む心配もありません。実際の学習の様子は卒業生の声でご覧いただけます。
取得した資格は履歴書に書けますか?
記載できます。修了後に発行されるのは、グローバルボディケア総合学院認定の美・フェイスメイキングセラピスト、一般社団法人ITSA認定の美・フェイスメイキングセラピスト、同じくITSA認定のメディカルホームドクターセラピストの合計3枚です。更新料は0円で、永久資格として活用いただけます。

