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スウェディッシュマッサージとは?5つの基本手技と歴史

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スウェディッシュマッサージとは?5つの基本手技と歴史

スウェディッシュマッサージとは?5つの基本手技と歴史

2026/08/02

スウェディッシュマッサージという名前は聞いたことがあっても、どんな手技なのかまでは知らない方が多いのではないでしょうか。オイルを使う点はアロマトリートメントと似ていますが、じつは手の動かし方に明確な決まりがあり、北欧で200年近く受け継がれてきた体系があります。この記事では、5つの基本手技、スウェーデンで生まれた背景、キャリアオイルが果たす役割、そしてバリニーズやタイ古式との違いまで、はじめての方にもわかる言葉でご紹介します。1994年創立・通信講座32年・卒業生18万人超のグローバルボディケア総合学院が、教材で扱っている理論をもとにまとめました。

目次

グローバルボディケア総合学院

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

1. スウェディッシュマッサージとは|北欧生まれのオイルトリートメント

スウェディッシュマッサージとは、キャリアオイルを使い、手のひら全体で身体の表面を長くすべらせるように行うボディトリートメントです。発祥地であるスウェーデンでは「クラシックマッサージ」と呼ばれ、欧米ではオイルトリートメントの基本形として位置づけられてきました。

いちばんの特徴は、力の入れ方にあります。指先だけで一点を押し込むのではなく、体重の乗せ方を調整しながら手のひら全体で圧を分散させます。そのため受ける側の負担が小さく、施術する側も腕の力だけに頼らずに済むという設計です。ゆったりとした一定のリズムを保つことも、この技法を成り立たせている要素のひとつになります。

  • キャリアオイルを用い、肌の上を手のひらですべらせながら進める
  • 指圧のような点ではなく、面でとらえるアプローチが基本
  • 一定のリズムを崩さず、全身を一続きの流れとして扱う
  • タオルワークを組み合わせ、施術する部位だけを露出させる

グローバルボディケア総合学院のメディカルアロママイスター講座では、この技法を「アロマスウェディッシュトリートメント」として扱い、理論科目でスウェディッシュの歴史・使用されるテクニック・禁忌・タオルの使用法・キャリアオイルの知識まで順に学んでいきます。

2. 5つの基本手技|軽擦・揉捏・強擦・叩打・振動

スウェディッシュマッサージの手技は、大きく5種類に分類されます。この5つを組み合わせ、順序を決めて全身へ展開していくのが基本の考え方です。名称にフランス語が使われているのは、後述する歴史的な経緯によります。

  1. エフルラージュ(軽擦法)|手のひらを密着させ、なでるように長くすべらせる動き。施術の最初と最後に必ず置かれ、全体をつなぐ役割を担います。
  2. ペトリサージュ(揉捏法)|筋肉を軽くつまみ上げ、こねるように動かす手技。両手を交互に使い、リズムを保ちながら進めます。
  3. フリクション(強擦法)|指や手のつけ根で円を描くように、狭い範囲へ深めに働きかける動き。関節のまわりなどで用いられます。
  4. タポートメント(叩打法)|手刀や握りこぶし、カップ状にした手のひらで軽くたたく手技。テンポの変化を生み出します。
  5. バイブレーション(振動法)|手を密着させたまま細かく揺らす動き。仕上げの局面で選ばれることが多い手技です。

実際の施術では、この5つを機械的に順番どおり行うわけではありません。エフルラージュで始めて全身の状態を確かめ、部位ごとに必要な手技を選び、最後はふたたびエフルラージュで締めくくる。この「軽擦に始まり軽擦に終わる」という枠組みが、スウェディッシュ全体の設計図になっています。

同校の実技科目は、全身セティングロングストローク、背面・骨盤トリートメント、下肢、腹部、上肢、胸部・頸部、全身ロングストロークと段階を追う構成です。部位ごとに手技の組み合わせが変わるため、映像教材で手の動きを繰り返し確認しながら覚えていきます。

3. 歴史|19世紀スウェーデンから世界へ広がるまで

スウェディッシュマッサージの成り立ちには、2人の人物が関わっています。土台をつくったスウェーデン人と、手技に名前を与えたオランダ人。この二段構えを知ると、なぜスウェーデン発祥なのにフランス語の用語が並ぶのかが見えてきます。

ペール・ヘンリック・リングと「スウェーデン体操」

19世紀初頭、スウェーデンのペール・ヘンリック・リングは、身体を動かすことと徒手による働きかけを組み合わせた独自の体系を築きました。ストックホルムに設立された体育中央学院を拠点に、この考え方は北欧全体へ広まっていきます。今日いうスウェディッシュの原型は、この流れから生まれました。

メツゲルによる手技の整理と命名

その後、オランダの医師ヨハン・ゲオルグ・メツゲルが、徒手の動きをエフルラージュ、ペトリサージュ、フリクション、タポートメントといったフランス語の名称で分類しました。当時の医学界における共通言語がフランス語だったためです。この整理によって手技が言葉として共有できるようになり、ヨーロッパ各国から北米へと伝わっていきました。

つまり「スウェーデンで育った体系を、オランダの医師が国際的に通じる形へ翻訳した」というのが、この技法のたどった道筋です。現在オイルトリートメントの基礎として世界中で教えられているのは、こうした二重の背景があってのことといえます。

4. バリニーズ・タイ古式との違いを比べる

スウェディッシュの輪郭は、他の技法と並べるとはっきりします。決定的に分かれるのは「オイルを使うかどうか」と「どの方向へ手を動かすか」の2点です。

バリニーズとの違い|同じオイル系でもリズムが異なる

バリニーズもオイルを用いる全身トリートメントですが、手のひらの付け根や親指で深く圧を届ける局面が随所に組み込まれ、ストレッチ的な要素も加わります。スウェディッシュが均一なリズムを保ち続けるのに対し、バリニーズは強弱の起伏を意図的につくる点が対照的です。インドネシアの伝統に東洋医学とヨーロッパの技法が融合した背景を持ちます。詳しくはバリニーズトリートメント講座のページでご確認いただけます。

タイ古式との違い|オイルを使わない対極の設計

タイ古式は着衣のまま、マットの上で行います。オイルは使わず、施術者が自分の手・肘・膝・足まで用いて相手の身体を動かしていくスタイルです。受ける側が受動的に横たわるスウェディッシュとは、姿勢も道具立ても正反対といえます。タイ古式マッサージ講座と比べてみると、両者の設計思想の違いがよくわかります。

アロマトリートメントとの関係

アロマトリートメントは「精油を使うこと」を指す言葉で、手技の種類を限定しません。実際には、スウェディッシュの動きをベースにして精油入りのオイルを用いる形が広く採られています。両者は対立する概念ではなく、手技の名前と使用素材の名前という、階層の異なる呼び方だとご理解ください。

5. 行う前に知っておきたい注意点と学び方

スウェディッシュマッサージは、体調や肌の状態によって控えるべき場面があります。手技そのものより先に、この判断基準を身につけることが出発点になります。

控えたほうがよい場面

  • 発熱している、体調がすぐれないと感じているとき
  • 炎症や傷、湿疹など、肌にトラブルがある部位
  • 飲酒の直後、食後すぐの時間帯
  • 妊娠中の方、持病で通院中の方は、必ず主治医へ相談してから

キャリアオイルの選び方

スウェディッシュには、手のすべりを保ちながら肌になじむキャリアオイルが欠かせません。スイートアーモンドオイルは扱いやすく、幅広い場面で選ばれています。精油を加える場合は必ずキャリアオイルで希釈し、はじめての方には事前のパッチテストをおすすめします。ナッツ由来のオイルはアレルギーの有無を確認してから使ってください。

資格として体系的に学ぶ場合

技法を人に提供する立場を目指すなら、手順だけでなく解剖生理の基礎と禁忌の判断まで含めて学ぶ必要があります。メディカルアロママイスター講座は自宅で完結する通信講座で、標準学習期間は2ヶ月〜8ヶ月、最長1年まで受講できます。受講料は通常価格77,000円(税込)のところ、資格支援特別価格29,900円(税込)で案内されています(特別価格は時期により変動します)。クレジットカード24回分割なら月々1,414円からです。

教材にはオリジナルDVD2枚、実技テキスト2冊、理論テキスト、副読本『からだのしくみ事典』に加え、スイートアーモンドオイルとゼラニウム・ラベンダー・オレンジスイートの精油3種が含まれます。修了後は「メディカルアロママイスター」と「メディカルホームドクターセラピスト」の2資格、認定証は合計3枚が発行され、試験料・認定料・送料・更新料はすべて無料です。メディカルホームドクターセラピストは登録商標第6290525号の商標登録済み資格になります。認定証の構成についてはW資格と就職サポートのページで詳しくご案内しています。

6. よくある質問

スウェディッシュマッサージとアロマトリートメントは何が違いますか?

スウェディッシュマッサージは手技の名前、アロマトリートメントは精油を使うことを指す言葉です。呼び方の階層が異なるため、対立するものではありません。実際の現場では、スウェディッシュの手の動きに精油入りオイルを組み合わせる形が一般的に採られています。

強い圧をかける手技ですか?

いいえ、強圧を売りにする技法ではありません。手のひら全体で面としてとらえ、体重の乗せ方で圧を調整します。指先で一点を押し込む形ではないため、力の強さに自信がない方でも取り組める設計です。同校の講座も10代から70代まで幅広い年代の方が受講しています。

自宅で家族に行うときに気をつけることはありますか?

まず体調と肌の状態を確認してください。発熱時、飲酒後、肌に傷や炎症がある部位は避けます。妊娠中の方や通院中の方は主治医への相談が先です。オイルは必ずパッチテストを行い、室温とタオルの用意も整えておくと落ち着いて進められます。

スウェディッシュの資格は未経験からでも取得できますか?

はい、可能です。同校の受講生の多くが未経験からのスタートで、理論と実技を順を追って学ぶ構成になっています。提出課題は確認問題1回のみ、100点満点中80点以上で合格。不合格の場合も再試験は無料で何度でも受けられます。学習中の疑問は専任講師へメールで相談できます。受講前の疑問点は受講前の不安を解消するQ&Aにもまとめられています。

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ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

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