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サロンの冷暖房の切り替えと季節の変わり目の段取り

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サロンの冷暖房の切り替えと季節の変わり目の段取り

サロンの冷暖房の切り替えと季節の変わり目の段取り

2026/09/15

9月の後半になると、冷房を入れる日と入れない日が交互に来ます。朝は肌寒いのに午後は暑い、という日もあります。自宅サロンを一人で回していると、この時期は判断が毎日ぶれて、入室した受け手に「暑いですか、寒いですか」と聞く回数が増えます。

季節の切り替えは、ある日を境に一斉に済むものではありません。冷房を止めてから暖房を入れるまでには2〜4週間の空白があり、掛けるものは3段階を経て入れ替わり、日が暮れる時刻は2か月で80分ほど動きます。この記事では、それぞれを「いつ」「何週間かけて」という形で整理します。決めてしまえば、迷う日がなくなります。

目次

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1. 切り替えは1日では終わらない

季節の変わり目は、秋なら9月下旬から10月中旬、春なら4月中旬から5月上旬の、それぞれおよそ3週間です。この3週間のあいだ、サロンの中では「夏のやり方」と「冬のやり方」が混在します。

切り替わるものは3つだけ

  • 空調(冷房を止める日、暖房を入れる日、そのあいだの空白期間)
  • 掛けるもの(受け手に掛けるものと、預かる上着)
  • 暗くなる時刻(最終枠の終了時と、玄関の明かり)

この3つは切り替わる時期がそれぞれ違います。空調がいちばん早く、掛けるものが次、暗くなる時刻はもっと早い段階からじわじわ動いています。全部を同じ日に切り替えようとするから、どこかが必ず遅れます。

切り替えた日を1行で残す

予約表やノートの端に「10/12 冷房終わり」「11/2 暖房入れた」と1行ずつ書いておきます。書くのは日付と項目だけで、20秒もかかりません。これが翌年の基準になります。1年目は毎日迷いますが、2年目からは去年の日付を見て動けるようになります。

気温だけで判断すると、その年の天候に引きずられます。日付と気温の両方を残しておくと、去年より早いのか遅いのかが分かります。

2. 冷房をいつ止め、暖房をいつ入れるか

いちばん判断が難しいのが空調です。止める日と入れる日を、気温の数字で先に決めておきます。

止めるのは25度、入れるのは15度

目安は、最高気温が2日続けて25度を下回ったら冷房を使わない日が始まる、最低気温が2日続けて15度を下回ったら暖房を入れる、という2つです。1日だけの気温で動かさず、2日続けてを条件にすると、行ったり来たりが減ります。

この2つのあいだには、どちらも使わない期間が2〜4週間あります。この期間は空調ではなく、窓を開ける時間と掛けるもので調整します。施術中の温度設計で扱った室温の目安そのものは変わりません。変わるのは、そこへ持っていく手段です。

設定は1週間に1度ずつ動かす

夏の設定から冬の設定へは、3週間かけて1週間に1度ずつ動かします。一気に3度動かすと、受け手にも自分にも差が大きく出ます。1度ずつなら、その週のうちに体のほうが慣れます。

開店前に入れる時間が変わる

夏は開店の30分前に冷房を入れれば間に合いますが、冬は部屋が温まるまでに40〜50分かかります。移行期はこの前倒しを段階的にしていきます。暖房を入れ始めた週から、開店準備の開始時刻を10分早める、という決め方で足ります。

室内外の差が小さい時期

真夏は外32度で室内26度なら6度差、真冬は外8度で室内24度なら16度差になります。移行期はこの差が3度以内に収まる日が続きます。差が小さい時期は、空調よりも窓の開け方のほうが効きます。

3. 掛けるものと上着は3段階で入れ替える

受け手に掛けるものは、薄い順にタオルケット、薄手のブランケット、毛布の3段階です。これを一気に入れ替えず、隣り合う2つを2週間ずつ重ねて出しておきます。

2週間ずつ重ねる

9月下旬はタオルケットと薄手ブランケットの2種類を出しておき、10月中旬にタオルケットを下げて薄手ブランケットと毛布の2種類にします。その日の気温で選べる状態を2週間だけ作る、という考え方です。常時3種類を出しておく必要はありません。置き場所が埋まるだけです。

洗濯の都合もあります。毛布を出す2週間前に洗って乾かしておくと、切り替えの日に慌てません。自宅サロンの雨の日対応で触れたとおり、室内干しは晴れた日より時間がかかるので、雨続きの週に切り替えを重ねないほうが楽です。

上着を預かる期間は6か月半

受け手が上着を着てくるのは、だいたい10月中旬から4月下旬までのおよそ6か月半です。この期間はフックを1本から2本に増やします。冬物のコートは厚みがあるので、1本のフックに2着掛けると型が崩れます。

逆に5月から10月上旬までは、フックは1本で足ります。使わないほうのフックを外す必要はありませんが、玄関に何を置くかは季節で変わる、と意識しておくと動線が詰まりません。

施術者の側も同じ時期に動く

自分の上衣も、受け手の上着とほぼ同じ時期に切り替わります。詳しくはセラピストの服装にまとめていますが、移行期は半袖と七分袖の2枚を両方洗っておいて、その日の朝に選ぶ形にすると迷いません。

4. 暗くなる時刻が動くと最終枠が変わる

見落としやすいのが日の入りです。関東の場合、9月上旬は18時すぎに日が沈みますが、10月末には16時50分前後になります。2か月で80分ほど早まる計算です。

最終枠の終わりが暗くなる

17時開始の60分メニューなら、9月はまだ明るいうちに送り出せますが、10月末には終了時点で外が真っ暗です。初めて来る人にとっては、帰り道の見え方が昼と夜でまったく違います。

対応は2つです。ひとつは玄関の明かりを点ける時期を決めること。10月中旬から、最終枠の受け手が来る時刻に玄関灯を点けます。もうひとつは、暗くなってからの予約に案内を1行足すことです。「18時以降は玄関の明かりを点けてお待ちしています」という程度で足ります。

案内文を2種類持っておく

道順の案内文は、明るい時間用と暗くなってから用の2種類を作っておくと使い回せます。違うのは目印の書き方です。昼は建物の色や看板で伝わりますが、夜は明かりの有無で伝えたほうが確実です。文面を丸ごと書き直す必要はなく、目印の行だけ差し替えれば済みます。

施術室の中は変わらない

外が暗くなっても、施術室の明るさの設計そのものは季節で変えません。変えるのは、玄関から施術室に入るまでの明かりだけです。ここを混ぜると、毎年やり直しになります。

5. 着衣で行う施術は季節の影響が読みやすい

季節の影響の出方は、手技によって違います。オイルを使って肌に触れる施術は、室温と掛けるものの両方が結果を左右します。一方、衣服を着たまま行う施術は、変数が室温と受け手の服の厚みだけに絞られます。移行期の判断がしやすいのは後者です。

タイ古式メディカルセラピー講座

タイ古式メディカルセラピー講座は、衣服を着たまま行える手技を扱う講座です。オイルを使わず、着替えのスペースも要りません。実技は仰向け調整、うつ伏せ調整、座位調整、パームプレス・フットプレス、ストレッチ。理論はタイ古式マッサージの歴史、施術の特徴、5つの作用です。

教材はオリジナルDVD1枚、実技テキスト1冊、理論テキスト1冊、確認問題。着替えがないぶん1件の枠を短く組めるので、日が短くなる時期に最終枠を前倒ししたいときにも扱いやすい構成です。

  • 受講期間:標準2ヶ月〜6ヶ月、最長1年まで延長無料
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資格支援特別価格は時期により変動します。試験料・認定料・送料・更新料はすべて無料、確認問題は100点満点80点以上で合格、再試験は無料で回数の制限がありません。学習中の質問はメールで受け付けています。

6. よくある質問

冷房と暖房のどちらも使わない時期は、何で調整すればいいですか

窓を開ける時間と、受け手に掛けるものの2つで足ります。この時期は室内外の差が3度以内に収まる日が多いので、空調を入れるとかえって行き過ぎます。

受け手によって暑い寒いが分かれるときはどうしますか

室温は動かさず、掛けるものの枚数で合わせます。室温を1度動かすと部屋全体が変わって戻すのに時間がかかりますが、掛けるものなら10秒で足せます。移行期に2種類出しておくのは、このためでもあります。

季節の変わり目に体調を崩した人が来たら

その場で施術を始めず、座って休んでもらいます。落ち着かないようなら日を改めてください。原因を口に出さないことが大切で、寒暖差のせいだと決めつけて伝えるのは避けます。症状が続く場合や、痛み・しびれを伴う場合は、医療機関の受診をすすめてください。セラピストは診断を行いません。

切り替えた日を毎年記録する意味はありますか

2年目以降の判断が速くなります。去年の日付があれば、今年が早いか遅いかだけを見ればよくなり、毎日迷う必要がなくなります。

季節ごとにメニューを変えたほうがいいですか

メニューそのものを変えなくても、設備側の切り替えだけで足ります。手技の内容や講座の選び方については、講師紹介のページもあわせてご覧ください。

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