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施術中に聞かれたことへの答え方|答える範囲と断り方

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施術中に聞かれたことへの答え方|答える範囲と断り方

施術中に聞かれたことへの答え方|答える範囲と断り方

2026/09/08

施術中に受け手から声をかけられる場面は、1件のうちに何度かあります。「ここ、なんでこんなに硬いんですか」「家でできることはありますか」「どのくらいの間隔で来ればいいですか」。手を動かしながら答えなければならないうえ、内容によっては答えてはいけない領域に入ります。

この記事では、受け手からの問いを3種類に分けて、答えてよいものと答えないもの、答えを持たない人に回すときの言い方を整理します。判断の基準は一本だけです。自分の手が今していることは答えられる、それ以外は答えられない。この線を先に決めておくと、その場で迷わなくなります。

目次

グローバルボディケア総合学院

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ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

1. 聞かれることは3種類しかない

60分の施術で受け手から質問が出るのは、平均して2回から3回です。数としては多くありませんが、出るタイミングは決まっています。施術に入って最初の5分と、終わりの5分に集中します。最初は今から何をされるのかがわからないため、終わりは家に帰ってからどうすればよいかを知りたいためです。

3つの分類

  • 今していることについて。どこを触っているのか、あと何分あるのか、この圧で問題ないか
  • 体の状態と原因について。なぜ硬いのか、これは何が悪いのか、この痛みは何か
  • これからどうすべきかについて。家で何をすればよいか、どのくらいの間隔で来ればよいか、他に受けたほうがよいものはあるか

1つ目は答えられます。2つ目は答えられません。3つ目は、答えられる部分と答えられない部分が混ざっています。この3分類を頭に入れておくと、質問を聞いた瞬間にどちらに振るかが決まります。

答えは20秒以内、2文まで

手を動かしながら話すことになるので、長い説明はできません。1つの質問につき2文、口に出して20秒以内を目安にします。それ以上かかる内容なら、施術後に座ってから話すほうが伝わります。施術者から発する予告や確認の言葉については施術中の声かけ例文にまとめてあります。

2. 答えてよいのは今していることまで

自分の手が今何をしているかは、自分にしかわかりません。ここは迷わず答えます。

そのまま答えてよい3つ

  • 触れている場所の名前。「ふくらはぎの外側です」「肩甲骨の内側に沿って動かしています」
  • 今の工程と残り時間。「今は左脚です。このあと右脚に移って、うつ伏せは残り10分ほどです」
  • 圧と手技の内容。「押さずに、皮膚を動かす形で流しています」

使っているものについても答えられる

オイルの種類、タオルの扱い、道具の名前は事実なのでそのまま伝えられます。「スイートアーモンドオイルを使っています」「今日はこのあと蒸しタオルで拭き取ります」といった内容です。ただし、そのオイルが体にどう働くかという話には進みません。使っているものの説明と、その効果の説明は別のものです。

答えられる範囲は自分が学んだ範囲と一致する

触れている場所の名前を答えられるのは、解剖の基礎を学んでいるからです。工程を説明できるのは、手技の順番を組み立てられるからです。逆に言えば、学んでいない領域については答える材料を持っていません。何を学んだかは充実の教育プログラムで扱っている範囲を見返すと整理しやすくなります。答えられる線は、そこで引かれています。

3. 原因を聞かれたときに答えないこと

最も多く、最も答えてはいけないのがこの領域です。「なんでここだけ硬いんでしょう」「この痛みは何ですか」と聞かれたとき、答えを持っているように振る舞わないことが要ります。

言わないこと

  • 病名。思い当たるものがあっても口に出しません
  • 原因の断定。「姿勢が悪いからです」「運動不足ですね」も原因を決めつけた言い方です
  • 状態の評価。「かなり疲れがたまっていますね」「相当ひどいです」は不安だけを残します
  • これから起きることの予告。「明日には軽くなりますよ」「続ければ変わります」は結果の約束になります

セラピストは体の状態や不調の原因を判断する立場にありません。これは技術の不足ではなく、役割の線引きです。

代わりに返せる言い方

答えを持っていないことを、突き放さずに伝える言い方を3つ用意しておきます。

  • 「原因については私からはお答えできないのですが、今触った感じでは右のほうが動きにくいです」と、事実の観察だけを返す
  • 「そこは病院で診ていただく範囲になります。私は触れる範囲で進めますね」と、範囲を明示して手に戻る
  • 「気になっていらっしゃるようでしたら、施術のあとにもう一度うかがいます」と、いったん預かる

記録に残すのは聞かれた事実だけ

「左肩の痛みについて質問あり」のように、聞かれたことは1行で残します。自分の見立てや推測は書きません。書いた時点で所見の形になってしまうためです。記録の項目の立て方は施術記録の書き方で整理しています。

4. 答えを持たない人に回すときの言い方

答えられないとわかったら、そこで止めるのではなく、答えを持っている人へつなぎます。

受診をすすめる目安

同じ訴えが2回続いたときが目安になります。前回も同じ場所の痛みを言われていて、今回も出ている。この段階で「一度、医療機関で診ていただくほうが安心です」と伝えます。痛みやしびれ、赤みや腫れが出ている場合は、回数を待たずにその場で伝え、その部位の施術は見合わせます。

すすめ方は3文で足りる

  1. 事実を言う。「前回も同じところが気になるとおっしゃっていました」
  2. 範囲を言う。「原因は私では判断できません」
  3. 行き先を言う。「整形外科で一度診ていただくと安心だと思います」

どこの科がよいかまで断定できない場合は、「かかりつけの先生に相談してみてください」で十分です。

頻度や自宅でのケアを聞かれたとき

「どのくらいの間隔で来ればいいですか」は、体の状態ではなく予定の話として答えられます。「今のところ月に1回でいらっしゃっていますね」と、これまでの記録を事実として伝え、次の予約の希望をうかがう形にします。体の変化を根拠に間隔を指定することはしません。自宅でのケアを聞かれた場合も、施術で行っていることをそのまま家でやるようすすめるのは避け、「今日触った範囲は、無理に押さないほうがよいです」という控えるほうの案内にとどめます。

施術前に聞いておけば施術中に聞かれない

施術中の質問の一部は、事前の聞き取りで先に答えられます。何をどこまで扱うか、避ける部位はあるかを最初に共有しておけば、途中で「そこも触ってもらえますか」と聞かれる回数が減ります。カウンセリングシートの項目を用意しておくと、この確認が毎回同じ形で済みます。

5. オイルの手技とストレッチを1講座で学べる講座

受け手から言葉が出やすいのは、こちらが動いてもらう場面です。オイルを使って一方的に流していく施術と、受け手に体を預けたり伸ばしたりしてもらう施術では、やり取りの量が変わります。両方のメニューを持つと、質問への応じ方も場面ごとに組み立てられるようになります。

メディカルアロママイスター+アロマ・ストレッチWセラピー W講座は、その2つを1講座で学べる組み合わせです。メディカルアロママイスター講座では、北欧スウェーデンのクラシックマッサージと呼ばれる手技を、精油とキャリアオイルを使って全身に行います。アロマ+ストレッチWセラピー講座では、首、肩、胸、腕、手、腹部、背面、大腿、膝下、足首まで、2人で行うパートナーストレッチを部位ごとに扱います。

教材はオリジナルDVDが3枚、実技テキスト3冊、理論テキスト2冊、オイル解説テキスト1冊、からだのしくみ事典の副読本、スイートアーモンドオイル、精油3種(ゼラニウム、ラベンダー、オレンジスイート)とラベンダーの精油、アロマポット、キャンドル、確認問題です。標準学習期間は2ヶ月から8ヶ月で、受講期間は最長2年まで。認定証は合計5枚が発行されます。メディカルアロママイスター、アロマ・パートナーストレッチセラピスト、そして商標登録済みのメディカルホームドクターセラピストです。試験料、認定料、送料、更新料はいずれも無料です。

受講料は通常価格138,600円のところ、資格支援価格55,440円となっています。クレジットカードの24回分割なら月々2,448円です。資格支援特別価格は時期により変動しますので、最新の金額は講座ページでご確認ください。希望する方には、厚生労働大臣認可の全国整体療法協同組合の認定証も発行できます(有料)。

6. よくある質問

「何が悪いんですか」と重ねて聞かれたときは

2回目も同じ答えを繰り返します。言い方を変えても内容は変えません。「本当に私では判断できないので、そこは診てもらってください」と伝えたうえで、施術に戻ります。押し切られて推測を口にすると、受け手はそれを診断として受け取ります。

答えられないと言うと、頼りなく思われませんか

範囲を示すことと、頼りなさは別です。「そこは私の範囲外です。私は触れる範囲を丁寧にやります」と続ければ、何ができる人なのかがむしろ明確になります。曖昧に答えて後で食い違うほうが、信頼を損ないます。

他店で言われたことについて意見を求められたら

他の人の施術や説明について評価はしません。「私はその場を見ていないのでわかりません」で止めます。そのうえで、今日こちらで行う内容だけを説明します。

付き添いの方から質問された場合は

答える内容は本人に聞かれた場合と同じです。ただし、体調や施術の希望については本人に確認します。本人が言葉で答えにくい状況であれば、付き添いの方に確認する形に切り替えます。

施術中に世間話を振られたときは

短く応じて構いません。会話の量そのものを制限する必要はなく、線を引くのは体と原因の話に入ったときだけです。ただし、こちらから話題を広げると受け手が答え続けることになるので、返事は短くしておきます。

答えられなかった質問はどうすればよいですか

その場でメモに残し、答えられる範囲のことなら次回までに調べます。教材の理論テキストを見返せば答えが載っていることも少なくありません。判断や診断に関わる内容であれば、次回も同じように医療機関をすすめます。調べても答えてよい内容にはなりません。

グローバルボディケア総合学院

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