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施術中に受け手が寝てしまったら|起こす基準と声かけ

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施術中に受け手が寝てしまったら|起こす基準と声かけ

施術中に受け手が寝てしまったら|起こす基準と声かけ

2026/09/06

施術の途中で受け手が眠ってしまう。これは珍しいことではなく、うつ伏せで背中を扱い始めて10分ほど経つと、返事が返ってこなくなることがあります。困るのは眠ったこと自体ではなく、そのまま進めてよいのか、いつ起こせばよいのかがその場で決まらないことです。この記事では、眠っているあいだに続けてよい手技と止めるべき手技、終了時刻から逆算した起こすタイミング、そして起きたあとに必要な時間を、手順として整理します。

目次

グローバルボディケア総合学院

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

1. 眠ったこと自体は問題にしない

返事が返ってこなくなる時間帯

受け手の返事が途切れるのは、うつ伏せで背中や腰を扱い始めてから10分から15分あたりが多くなります。同じ手技が続き、視界が遮られ、姿勢を自分で保つ必要がない状態が重なる時間帯だからです。ここで返事がないことを「聞こえていない」と受け取って声を強める必要はありません。眠っているだけの場合がほとんどです。

判断することは1つだけ

眠っている受け手を前にしてセラピストが決めるのは、起こすか起こさないかではありません。決めるのは「いつ起こすか」の一点です。施術には終了時刻があり、そこから逆算すれば起こす時刻は自動的に決まります。この順序で考えると、施術中に迷う場面がほとんどなくなります。

眠りを施術の成果として扱わない

受け手が眠ったことを「効果があった証拠」として本人や周囲に伝えるのは避けてください。セラピストは睡眠の状態を判断する立場にありません。施術中の呼吸や様子で気になることがあっても、原因を推測して伝えることはせず、そうした状態が続く場合は医療機関の受診をすすめるにとどめます。

2. 眠っているあいだに続けてよいこと、止めること

そのまま続けてよいもの

背部や下肢を一定のリズムで扱う手技は、眠ったままでも続けて問題ありません。圧の強さは、直前に本人が問題ないと答えた範囲を保ちます。眠っている受け手は圧が強くなっても言葉で伝えられないため、そこから圧を上げないことが前提になります。オイルを足すときも、手を一度離してから足し、離れる時間を短くします。

いったん止めたほうがよいもの

顔まわりと耳に触れる手技は、眠っているあいだは後回しにします。予告なく顔に触れられると、受け手は驚いて体を起こそうとします。同じ理由で、指を強く握る、足首を大きく動かすといった関節を動かす手技も、目が覚めてから行うほうが安全です。

体位を変える必要があるとき

うつ伏せから仰向けへ移ってもらう場面では、起きてもらう必要があります。このとき、いきなり声をかけるのではなく、先に肩か腕に手を添えて3秒ほど待ちます。触れられていることが伝わってから声をかけると、受け手は状況を把握したうえで動けます。体位を変える手順そのものはうつ伏せがつらい人の体位変換にまとめています。

3. 起こすのは終了時刻から逆算する

1回目は終了の5分前

起こす声かけの1回目は、施術の終了時刻の5分前に置きます。この5分は、目が覚めてから体を起こし、身支度に移るまでに必要な時間です。終了時刻ちょうどに起こすと、受け手はぼんやりしたまま起き上がることになり、そこから支度を始めるので枠を越えます。

声かけは2回まで

1回目で反応がなければ、2分ほど置いて2回目をかけます。3回、4回と繰り返すと、受け手にとっては急かされている状況になります。2回で目が開かない場合は、肩に手を添えたまま少し待ち、自然に目が開くのを待つほうが結果的に早く進みます。かける言葉は場面ごとに決めておくと迷いません。文言の作り方は施術中の声かけ例文で扱っています。

枠は延ばさない

よく眠っているからという理由で終了時刻を延ばすと、次の予約が押します。眠っている時間の分だけ施術を追加することもしません。決めた枠のなかで終えることを原則とし、どうしても延ばす場合は、その日の予約状況を確認してから受け手に伝えます。

4. 起こし方の順番と、起きたあとの5分

触れる、待つ、声をかける

起こす順番は3つです。まず肩か腕に手を添える。3秒ほどそのまま待つ。それから声をかける。この順番だと、受け手は音より先に接触で状況を理解できるため、驚いて起き上がることがありません。声の大きさは普段の会話より一段落とし、名前を呼ぶのではなく施術が終わったことを伝える言葉から始めます。

目が開いてからすぐには動かさない

目が開いても、そこから1分ほどは横になったままでいてもらいます。この間にタオルを整え、こちらの手元を片付けておくと、受け手が動き出すタイミングと施術者の作業が重なりません。起き上がってもらう段取りは施術の終わり方の設計で扱っています。

口元とタオルの確認

うつ伏せで眠ると口が開くことがあり、顔まわりの紙が濡れている場合があります。起き上がってもらう前に、こちらから紙を外して新しいものに替えるか、そのまま外してしまいます。受け手に指摘はせず、黙って交換するのが自然です。仰向けに移ってもらったあとは、胸元のタオルから先に整えます。

5. 全身をオイルで扱う施術を学べる講座

うつ伏せの時間が長い施術

受け手が眠り込む場面が多いのは、同じリズムの手技が長く続く施術です。オイルを使って全身を扱う手技は、背部から始めて下肢、そして仰向けへと移る構成になるため、うつ伏せの時間がまとまって長くなります。グローバルボディケア総合学院のハワイアンロミロミセラピー講座は、手のひらだけでなく前腕を使い、体重を乗せて行う手技を学ぶ講座です。

実技と理論の内容

実技は背部・上肢・下肢のウォーミングから始まり、肩部・頸部・腰部のトリートメント、仰向けでの下肢・上肢・腹部、デコルテと顔まで進みます。理論にはロミロミの歴史、セラピストの心得、カウンセリング、禁忌事項、施術オイルについて、筋肉・骨格についてが含まれます。教材はDVD2枚、実技テキスト2冊、理論テキスト1冊、アロマオイル解説テキスト、副読本のからだのしくみ事典、マカデミアナッツオイル、確認問題です。

受講条件

標準学習期間は2ヶ月から8ヶ月、最長1年まで延長できます。通常価格81,400円のところ資格支援特別価格29,900円、クレジットカード24回分割なら月々1,414円です。資格支援特別価格は時期により変動しますので、最新の金額は講座ページでご確認ください。確認問題を1回提出すると認定証2枚が発行され、試験料・認定料・送料・更新料はいずれも無料です。実際に受講した方の話は卒業生の声に掲載しています。

6. よくある質問

眠っている受け手を起こさずに終えることはできますか

できません。会計や次回の案内が必要ですし、そのままにしておくと退室時刻が読めなくなります。終了の5分前に1回目の声をかけてください。

いびきをかき始めたらどうしますか

顔の向きを変えてもらうか、体位を変える段取りに移ります。原因を推測して本人に伝えることはしません。気になる状態が続いている様子であれば、医療機関の受診をすすめる形にとどめます。

眠っているあいだに圧を強めてもよいですか

強めません。眠っている受け手は圧が強すぎても言葉で伝えられないため、直前に本人が問題ないと答えた範囲を保ちます。

起きたあとに「寝てしまってすみません」と言われたら

謝る必要がないことを短く伝えるだけで十分です。眠ったことを施術の成果として説明することは避けてください。

次の予約が空いていれば延長してもよいですか

枠を延ばすと以降の運用の基準が崩れます。原則は決めた時間で終え、例外的に延ばす場合はその場で受け手に時間を伝えてから行います。

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

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