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自宅サロンで家族が在宅の時間に施術を入れるときの段取り

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自宅サロンで家族が在宅の時間に施術を入れるときの段取り

自宅サロンで家族が在宅の時間に施術を入れるときの段取り

2026/09/20

自宅で施術をしていると、家の中にもう一人いるかどうかで、置ける枠が変わります。うつ伏せの背中を扱っている20分は会話がほとんどなく、その静けさの中に掃除機や洗濯機の音がそのまま入ってきます。廊下を家族が通れば、施術室のドアの向こうで足音がします。

この記事では、同居している家族が家にいる時間を先に書き出し、そこから施術の枠、家電を動かさない時間、家族と自分の通り道、前日までに決めておくことの順に組み立てていきます。家族に生活を我慢してもらうのではなく、重ならない時間を探す話です。

目次

グローバルボディケア総合学院

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1. 1週間の在宅時間を15分刻みで書き出す

最初にやるのは、自分の予定ではなく家族の在宅時間を紙に落とすことです。A4を1枚横にして、縦に7日、横に7時から23時までを15分刻みで並べます。その上に、家族が家にいる時間を塗ります。

多くの家庭では、平日の朝7時から8時半、夕方18時から23時、休日は終日という形に落ち着きます。塗り終わると、平日の9時から17時が空いていることが一目で分かります。

枠は90分で数える

60分のメニューなら、前後の準備と片付けを含めて枠は90分です。塗り残した時間に90分の枠がいくつ入るかを数えます。平日の9時から17時なら、8時間で90分枠が5つ入りますが、片付けと休憩を考えると実際に置けるのは4件までです。枠の長さと1日の件数の決め方は、サロン予約枠の組み方で整理しています。

前後30分は空けておく

家族が帰宅する時刻の30分前には、その日の最後の施術を終えているようにします。18時に帰宅する家庭なら、最後の枠の終わりは17時半です。玄関で鉢合わせることがなくなり、片付けの時間も確保できます。

同じように、朝は家族が出たあと30分あけてから1件目を入れます。洗面所やお手洗いが空き、使った形跡も片付きます。

重なる曜日は最初から外す

週に1日か2日は、どうしても家族の在宅と重なる日が出ます。その日は施術を入れず、教材の学習、消耗品の発注、記録の整理にあてます。1週間のうち5日で回す前提にしておくほうが、直前の変更が減ります。

2. 生活音は家電・話し声・出入りの3つに分ける

施術室に届く生活音は、音の大きさよりも「突然始まるかどうか」で気になり方が変わります。3つに分けて、それぞれ扱いを決めます。

家電の音

おおよその運転音は次のとおりです。

  • 掃除機:60〜70デシベル前後
  • 洗濯機の洗い:40〜50デシベル前後、脱水は60デシベル台まで上がる
  • 電子レンジやお風呂の給湯の終了音:短い電子音だが、静かな室内では際立つ
  • テレビの会話音:60デシベル前後

施術中のBGMは40〜50デシベルなので、掃除機と脱水はBGMを10〜20デシベル上回ります。住宅の間仕切り壁で下がるのは25〜30デシベル、ドア下の隙間は1センチ前後あるため、隣の部屋の掃除機はドア越しでも聞こえます。音の数字はサロンのBGMと音量の決め方にまとめています。

決めごとはひとつです。施術の枠の90分は、掃除機と洗濯の脱水を動かさない。洗濯は枠が始まる前に洗いまで終わらせ、脱水は枠のあとに回します。予約が10時からなら、洗濯機を回すのは8時半までです。

話し声

家族の通話や来客の応対は、時間が読めないぶん扱いにくい音です。施術室から遠い部屋を通話の場所に決めておくと、それだけで届き方が変わります。壁1枚を挟むだけで25〜30デシベル下がります。

出入りの音

玄関の開け閉め、階段、トイレの水音は、短いかわりに毎回起きます。これは消せないので、起きる前提で扱います。60分の施術のうち、導入の3分と仕上げの5分は言葉を交わす時間なので、多少の音は紛れます。無言が続くうつ伏せの20分台に重ならないよう、家族の外出時刻を枠の前後に寄せてもらうだけで十分です。

3. 家族の通り道と受け手の通り道を分ける

音の次は通り道です。受け手が施術中に通るのは、玄関、廊下、施術室、洗面所、お手洗いの5か所です。このうち家族と重なるものを数えます。

玄関

土間の幅はおよそ91センチで、靴1足は幅25×奥行35センチです。受け手の靴を置く幅50センチを空けるには、家族の靴は3足までに減らしておく必要があります。前日の夜に片付けるか、施術日は下駄箱に戻すかを決めておきます。

廊下

住宅の廊下の有効幅は78センチ前後で、人がすれ違うには足りません。受け手が施術室と洗面所を往復するのは1件あたり4〜5回、1日4件なら16〜20往復です。この往復と家族の移動が重ならないよう、家族には別の経路があればそちらを使ってもらいます。経路がひとつしかない家では、往復が起きるのが施術の前後と中断のときに限られることを伝えておけば足ります。

洗面所とお手洗い

共用になる家が多い場所です。施術日は、洗面台の上に家族の私物を出しっぱなしにしない、タオルは受け手用を1枚掛けておく、という2点を決めておきます。位置と用意の詳しい数字は、サロンの洗面所の位置と用意にまとめています。

施術室のドア

施術中はドアを閉めます。家族が用事で近づく必要がないよう、その日の枠の時間を共有しておきます。ドアを開けるのは自分だけ、という取り決めがあるだけで、不意に開くことがなくなります。

4. 前日までに決めておく4つのこと

当日に口頭で伝えると、伝わらないまま始まります。前日までに紙かメッセージで済ませておく内容は4つです。

  1. 翌週の枠:日曜の夜に、翌週の施術日と時刻を伝えます。A4に4行ほど、曜日と開始・終了の時刻だけで足ります。
  2. 家電を動かさない時間:枠の90分を、そのまま「掃除機と脱水を止める時間」として伝えます。
  3. 玄関の使い方:靴を3足までにすること、施術中に帰宅したら静かに上がること。
  4. 急ぎの用があるときの伝え方:施術室のドアを叩かず、自分のスマートフォンにメッセージを送ってもらいます。施術中は見ませんが、施術と施術の間に必ず確認します。

当日の合図はひとつだけ

施術中であることを示す合図は1つに絞ります。施術室のドアノブに札を掛ける、玄関の内側に札を置く、といった形です。掛けるのに2秒、外すのに2秒しかかかりません。複数の合図を使うと、掛け忘れたときにどちらが正しいか分からなくなります。

家族が体調を崩している日は施術を入れない

同居している家族が体調を崩している日は、その日の予約を入れないか、日を改めます。家の中の移動や物音が増えるうえ、受け手にとっても落ち着かない環境になります。症状が続く場合や、痛み・しびれを伴う場合は医療機関を受診してもらってください。セラピストは家族の体調を判断する立場にはありません。

施術中に家族が帰宅したとき

予定より早く帰ってきた場合は、施術を止めません。手を止める必要があるのは、受け手が物音を気にして体に力を入れたときだけです。そのときは圧を抜き、「家の者が戻りました」と10文字ほどで伝えて、そのまま続けます。外からの割り込みで手を止める判断は、施術中に宅配が来たときの対応と同じ考え方です。

5. 足だけで組める中国式足つぼ療法講座

家族の在宅時間に合わせて枠を探すとき、60分の全身メニューだけだと置ける場所が限られます。足元だけで完結するメニューがあると、空いた短い時間に入れやすくなります。中国式足つぼ療法講座は、その一つです。

  • 実技:指関節押圧法/指関節押圧ほぐし/指関節一点押圧術/拇指押圧もみ/第二関節反射法/第二関節押圧調整/拇指反射まわし法/両手甲仕上げ法/拇指押圧調整法/拇指圧反射調整法/反射刺激法/指角押圧法/反射法/経絡オイルトリートメント/足首ストレッチ
  • 理論:ゾーン(反射学)/解剖生理学/中国式足つぼ療法の歴史/施術上の注意事項/反射区に対する適応症状と説明/お客様アドバイス学/内臓反射学/免疫向上学
  • 教材:DVD1枚、実技テキスト1冊、理論テキスト1冊、解剖生理学、反射区表、副読本、フット模型、施術用クリーム、確認問題

受講料は通常79,200円のところ、資格支援特別価格28,500円(月々1,348円から)です。標準の学習期間は2ヶ月から8ヶ月で、最長1年まで在籍できます。確認問題は100点満点中80点以上で合格、再試験は無料で回数の制限もありません。修了すると認定証が2枚(GBC・ITSA)発行されます。試験料・認定料・送料・更新料はかからず、学習中の疑問はメールで質問できます。

※資格支援特別価格は時期により変動します。

講座の詳しい内容は中国式足つぼ療法講座をご覧ください。修了された方の進み方は卒業生の声にまとめています。

6. よくある質問

家族に「気を使いすぎ」と言われます

止めてもらうのは掃除機と脱水だけ、時間は枠の90分だけ、と範囲を数字で区切ると受け入れられやすくなります。1日中静かにしてほしい、という頼み方にしないことが続けるコツです。

平日の日中しか空きがなく、予約が埋まりません

受け手の来られる時間と合わないときは、枠の長さを変える方向で調整します。60分のメニューだけでなく、足元だけの30分や、着替えの要らない短いメニューを用意しておくと、家族の在宅の合間にも置けます。

受け手に家族がいることを伝えるべきですか

自宅での施術である以上、伝えておくほうが落ち着きます。予約の案内文に「自宅で行っています。時間帯によっては生活音が入ることがあります」と1行入れておけば十分です。当日に長く説明する必要はありません。

施術中に受け手が物音を気にしている様子のときは

手を止めて圧を抜き、短く一言伝えて続けます。そのまま落ち着かないようであれば、掛けるものを直して数分置き、それでも気になるようなら施術を締めに向かわせます。途中で終えても失われるのは時間で、無理に続けることではありません。

受け手が起き上がったあとに気分が悪そうにしていたら

すぐに帰さず、座って休んでもらいます。原因を推測して伝えることはしません。落ち着かない場合や、症状が続く場合、痛み・しびれを伴う場合は医療機関の受診をすすめてください。

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

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