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サロンの貴重品の預かり方|置き場所と外す順番

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サロンの貴重品の預かり方|置き場所と外す順番

サロンの貴重品の預かり方|置き場所と外す順番

2026/09/05

施術に入る前、受け手はバッグと財布と鍵を手放します。指輪やネックレスも外します。そのとき「お預かりします」と言うかどうかで、その後のトラブルの起きやすさが変わります。

結論から書くと、個人で運営するサロンでは貴重品を預からないのが基本です。預かるとは、なくしたときに責任を負うということです。従業員が複数いてロッカーがある施設なら仕組みで守れますが、施術者が一人で、施術中は部屋を離れない環境では、預かる側の管理が物理的にできません。

そのうえで必要なのは、受け手が自分で置ける場所を用意することです。この記事では、外してもらうものと外さなくてよいものの分け方、トレーや荷物台の寸法、施術後の確認手順を整理します。

目次

グローバルボディケア総合学院

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

1. 預かる・預からないの線引き

線引きは1本だけです。施術者の手元から離れて保管するものは預からない。受け手の目の届く範囲に置いてもらうものは預からないと呼ばない。この2つに分けると迷いません。

預からないもの

財布、現金、スマートフォン、鍵、車のキー、通帳やカード類。これらは受け手のバッグに入れたまま、施術室の中に持ち込んでもらいます。バッグごと預かって別室に置く運用は、一人で運営するサロンでは避けます。施術中は部屋を出られないため、別室に置いた荷物を誰も見ていない時間が数十分続くことになります。

受け手自身に置いてもらうもの

指輪、ネックレス、ピアス、腕時計。外す必要があるものは、外す作業も受け手にしてもらい、受け手の見える位置のトレーに置いてもらいます。施術者が受け取って机にしまう動作を挟むと、そこから先は預かったことになります。

伝えるタイミングは施術前

「貴重品はお預かりしておりません」と口頭で言うだけでは、聞き流されることがあります。カウンセリングの段階で、書面にした1行を一緒に見てもらうのが確実です。カウンセリングで確認する項目のまとめ方はカウンセリングシートの項目で扱っています。

掲示するなら、預からない旨と、置き場所がどこかの2点だけで足ります。細かい免責条項を並べると読まれません。

2. 外してもらうものと、そのままでよいもの

受け手が施術前に外すものは、平均して3点から5点です。全部を一律に外してもらう必要はなく、施術する部位と使うものによって変わります。

オイルを使う施術で外すもの

  • 指輪。オイルが付くと金属は滑るため、外さずにいると施術中に抜け落ちます
  • 腕時計。金属バンドと革バンドはどちらもオイルが染み込みます
  • ブレスレット、アンクレット
  • ネックレス。うつ伏せで胸元に食い込み、仰向けで首の後ろに当たります
  • ピアス。うつ伏せでフェイスホールに顔を入れると耳が枕に触れます

そのままでよいもの

結婚指輪で外したくないという方には、無理にすすめません。その指だけオイルを避けて施術するか、テープを一巻きして保護します。医療用のリストバンドや、外すと困る補聴器なども同じ扱いです。外せない理由がある人に外させないのが原則です。

外れないときは無理をしない

指輪が抜けないと言われたときに、石けんやオイルを使って引き抜くのはやめます。指が腫れている状態で無理に外そうとすると、皮膚を傷めます。その指を避けて施術し、腫れや痛みが続く場合は医療機関を受診するようすすめてください。セラピストは皮膚や関節の状態を判断する立場にありません。

着替えの前後に分ける

装身具を外すのは、着替えの前にしてもらいます。着替えたあとだと、ガウンの袖やタオルの下に外し忘れたものが隠れます。着替えとタオルの扱いについては施術中のタオルの露出範囲にまとめています。

3. 置き場所の作り方と寸法

置き場所は3つ用意します。バッグを置く台、小物を入れるトレー、上着を掛けるフックです。

小物用のトレー

深さは5センチ以内の浅いものを選びます。深い容器は底に残ったピアスやヘアゴムが見えず、取り忘れの原因になります。大きさはA5判ほど、縦15×横21センチ前後あれば、指輪から腕時計まで一度に入ります。内側は白か明るい色が見やすく、黒いトレーは金属が沈んで見えません。

置く位置は、施術ベッドに横になった受け手の手が届く範囲です。ベッドの端から50センチ以内なら、施術後に自分で手に取れます。

バッグを置く台

床に直置きしてもらわないよう、床から30〜40センチの高さに台を用意します。オイルを使う施術では床にオイルが落ちることがあるためです。折りたたみのスツールでも足ります。荷物を置くスペースの寸法はサロンの待合スペースの作り方で扱っています。

鍵とスマートフォンの扱い

この2つは受け手が最も気にするものです。トレーには入れず、バッグの中に戻してもらうのが確実です。スマートフォンは施術中に着信が鳴ることがあるため、施術前にマナーモードにするかどうかを一声かけて確認します。

置き場所を口に出す

着替えを案内するときに「外したものはこちらのトレーへ、お荷物はこちらの台へ」と、場所を指しながら言います。言葉で位置が決まっていれば、施術後に探す時間がなくなります。

4. 施術後の確認と、忘れ物が出たとき

施術が終わってから受け手が部屋を出るまでのあいだに、確認する場所は3つです。

3か所を順に見る

  1. トレーの中。空になっているか
  2. 施術ベッドの上とタオルの間。ピアスやヘアゴムが紛れやすい場所です
  3. 床。ベッドの下と、バッグを置いた台の周り

この確認は、受け手がまだ部屋にいるうちに済ませます。見送ったあとに気づくと、連絡して取りに来てもらう手間が発生します。施術の締めくくり方については施術の終わり方の設計にまとめています。

忘れ物が出たときの記録

それでも忘れ物は出ます。見つけたら、その場で3項目を記録します。日付、品目、見つけた場所です。受け取りに来られたら、受け取り日を書き足して1行を閉じます。

保管期間はあらかじめ決めておきます。1か月を目安にし、その旨も掲示に1行入れておくと、連絡がつかないまま長期間手元に置くことを避けられます。現金や貴金属が出た場合は、警察に届け出るのが原則です。

連絡の順番

忘れ物に気づいたら、その日のうちに連絡します。相手が気づく前に連絡が届けば、それだけで不安を与えずに済みます。連絡手段はカウンセリングシートに書いてもらった方法に合わせます。

5. 全身の施術を学べる講座

着替えを伴い、オイルを使い、うつ伏せと仰向けの両方を行う施術では、この記事で扱った置き場所の設計がそのまま必要になります。グローバルボディケア総合学院のメディカルボディ痩身講座は、セサミオイルを使った全身トリートメントを扱う通信講座です。

実技修業科目

下肢もみほぐし(仰向け)/腹部もみほぐし(仰向け)/鎖骨・肩部・頸部もみほぐし/下肢・背部・腰部もみほぐし/足裏・脚・臀部トリートメント/背中・腕・頸部トリートメント/頭部ほぐし/腕トリートメント(仰向け)/デコルテ・頸部トリートメント(仰向け)などを学びます。

理論修業科目

セサミオイルについて/カウンセリング方法と施術、お見送りまでの流れ/基礎生理学/注意事項などが含まれます。受け入れから見送りまでの流れが科目として独立している点が、この講座の特徴です。

教材と期間

オリジナルDVD2枚、実技テキスト2冊、理論テキスト1冊、セラピストのための解剖生理学の教科書(副読本)、セサミオイル、確認問題が届きます。標準学習期間は2ヶ月から8ヶ月で、最長1年まで延長は無料です。質問はメールで受け付けています。

費用と資格

通常価格79,200円のところ、資格支援特別価格は29,900円(62%OFF)です。クレジットカード24回払いなら月々1,414円になります。資格支援特別価格は時期により変動します。確認問題を1回提出すると、GBC認定1枚とITSA認定2枚の合計3枚の認定証が発行されます。試験料・認定料・送料・更新料はすべて無料で、更新料0円の永久資格です。希望者には厚生労働大臣認可(医政第742号)全国整体療法協同組合の認定証も発行できます(有料)。

6. よくある質問

「預かってほしい」と言われたらどうしますか

お預かりしていないことを伝えたうえで、施術室の中に持ち込んでいただく方法を案内します。「お手元に置いていただくほうが安心かと思います」と、理由も添えて伝えると納得されやすくなります。それでも希望される場合も、受け取ってしまわず、置き場所を一緒に決める形にとどめます。

掲示は何を書けばよいですか

貴重品を預からないこと、置き場所がどこか、忘れ物の保管期間の3点で足ります。1枚の紙に収まる量にして、受け手が着替える場所か、荷物を置く台の近くに貼ります。

訪問施術のときはどうしますか

受け手のご自宅なので、貴重品の管理は本人の側にあります。ただし施術者が持ち込んだ道具と、受け手の持ち物が混ざらないよう、自分の荷物は1か所にまとめておきます。撤収時に取り違えないための備えです。

外したアクセサリーを施術者が触ってもよいですか

触れないほうがよいです。トレーの位置がずれていて動かす必要があるときも、トレーごと動かして中身には触れません。何かがなくなったときに、触れたかどうかが問題になるためです。

子ども連れの方が来られたときは

小さなお子さんが同席する場合、トレーに入れた小物が手の届く高さにあると触られます。子ども連れの予約が入っているときは、トレーの位置を高くするか、蓋のある容器に変えて対応します。

グローバルボディケア総合学院

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