リンパドレナージュとマッサージの違い|3つの呼び方
2026/08/21
リンパドレナージュ、リンパマッサージ、リンパトリートメント。この3つは、多くの場合で同じ手技を指しています。違うのは言葉の出どころです。
学び始めると必ずぶつかる疑問です。教材ごとに呼び方が違う、サロンごとにメニュー名が違う。どれが正しいのかと迷ってしまう。ただ、優劣や難易度の差があるわけではありません。フランス語由来か、日本で広まった言い方か、サロンのメニュー名か。その違いです。
1994年の創立以来32年、通信講座でセラピストを育ててきた当学院が、3つの呼び方の由来と、医療の現場で使われる呼称との線引き、そしてご自身が名乗るときの考え方を整理しました。後半ではリンパリファインセラピー講座の教材内容と受講料もご紹介します。
目次
1. 3つの呼び方の由来
まず言葉の出どころを整理します。3つとも、意味している施術はほぼ同じです。
リンパドレナージュ
ドレナージュはフランス語で、排水や排出を意味する言葉です。ヨーロッパで用いられてきた呼び方が、そのまま日本に入ってきました。専門的な響きがあるため、技術書や講座名で使われることが多い語です。
リンパマッサージ
日本で最も広く通じる言い方です。一般の方が検索するときも、この語が最多になります。専門用語というより、通称に近い位置づけです。
リンパトリートメント
トリートメントは手当てや処置を指す語で、サロンのメニュー名として使われます。マッサージという言葉を避けたい場面で選ばれることもあります。
- ドレナージュ:フランス語由来、技術書や講座名で使われる
- マッサージ:日本で最も通じる一般的な呼び方
- トリートメント:サロンのメニュー名として使われる
なお頭部を専門に扱う技術には、また別の名称があります。当学院ではヘッドリンパテクニカルセラピー講座として独立させています。
2. 部位で呼び分けることもある
呼び方が分かれるもう1つの理由が、扱う部位です。
全身を通す場合は「全身リンパトリートメント」、脚だけなら「脚のリンパケア」、顔なら「フェイシャルリンパ」。このように部位名を頭に付けて区別します。技術そのものは共通で、範囲が違うだけです。
当学院の講座名について
本講座の名称は「リンパリファインセラピー」です。これは当学院が独自に体系化したメソッドの名前で、一般名称ではありません。リンパと経絡(けいらく)の流れに沿った手技をまとめたものです。
資格を名乗るときは、この講座名がそのまま認定証に記載されます。累計40,000人以上がこの資格を取得しています。
スクール名が付く呼び方もある
「〇〇式リンパドレナージュ」のように、団体名やスクール名を冠した呼称も多くあります。この場合、その団体の教える手順を指しています。呼び方の数だけ流派があるわけではなく、同じ土台の上に名前が付いている、と理解しておくと混乱しません。
受講料の支払い方法については受講料のお支払方法をご覧ください。
3. 学ぶ側が気にすべきなのは中身
講座を選ぶとき、名称で判断しないでください。見るべきは中身です。
同じ「リンパドレナージュ講座」でも、扱う部位数も教材の量も学校によってまったく違います。名前が専門的だから内容も高度、ということはありません。
比較すべき4項目
- 実技科目がいくつあるか(部位ごとに何科目か)
- 教材に何が含まれるか(DVDの枚数、テキストの冊数、オイルの有無)
- 標準学習期間と、延長の可否
- 試験料・認定料・更新料が別途かかるかどうか
4番目は見落とされやすい項目です。受講料が安く見えても、認定料や毎年の更新料が加算される場合があります。当学院は試験料・認定料・送料・更新料をすべて無料としており、再試験も回数制限がありません。
名称ではなく、この4項目を並べて比べる。それが講座選びの実際的な方法です。
4. 医療の現場で使われる呼称は別
ここは明確に線を引いておく必要があります。病院で行われる同名の手技は、当学院で学ぶ技術とは別のものです。
そちらは医師の指示のもと、有資格の専門職が実施します。名称が似ていますが、目的も実施者も異なります。
セラピストが行うのはリラクゼーション
当学院で学ぶ技術は、リラクゼーションと美容のための手技です。診断は行いません。ここを混同したまま人に施術すると、説明の段階で誤解を生みます。
次のような方が来られた場合は、施術を見合わせ、かかりつけの医療機関へ相談していただくようお伝えしてください。
- 通院中で、施術について制限を受けている方
- むくみや腫れが急に強くなった方、痛みを伴う方
- 発熱している方、皮膚に炎症や傷がある方
- 妊娠中の方
判断に迷う場合は、必ず主治医の判断を優先してください。どのような場合に施術を控えるかは、理論科目の禁忌事項で体系的に学びます。
資格取得後の活動範囲についてはW資格と就職サポートにまとめています。
5. リンパリファインセラピー講座で学べる内容と受講料
呼び方の整理がついたところで、実際に何を学ぶのかをご紹介します。リンパリファインセラピー講座は、リンパと経絡の流れに沿った全身トリートメントを、自宅で学べる通信講座です。
届く教材の中身
- オリジナルDVD 2枚
- オリジナル実技テキスト 2冊
- オリジナル理論テキスト 1冊
- よくわかるからだのしくみとふしぎ(副読本)
- スイートアーモンドオイル
- 確認問題
実技修業科目と理論修業科目
実技は8科目です。うつ伏せの下肢・臀部、背部、背部から頸部・肩部・上肢。仰向けの下肢、腹部、上肢、頸部、顔面部。全身を一連で通せる構成になっています。
理論は、リンパ療法の歴史、リンパの役割について、循環器系について、リンパ節・リンパ球について、リンパ液が滞る原因、禁忌事項について、筋肉・骨格についてほかの項目です。
受講料と期間
- 通常価格 92,400円(税込)
- 資格支援特別価格 24,900円(税込)※特別価格は時期により変動します
- クレジット24回払いなら月々1,038円
- 標準学習期間 2ヶ月〜8ヶ月、最長1年まで受講可能
- 試験料・認定料・送料・更新料はすべて無料
- 確認問題1回提出後、認定証2枚を発行(GBC認定・ITSA認定)
カリキュラムの全体像はリンパリファインセラピー講座のページにまとめています。
6. よくある質問
履歴書にはどの名称で書けばいいですか?
認定証に記載された資格名をそのまま書いてください。本講座の場合は「リンパリファインセラピスト」です。一般名称に置き換える必要はありません。
サロンのメニュー名は自由に決められますか?
決められます。ただし医療を連想させる表現や、効果を断定する表現は避けてください。部位名と時間を添えた形が、誤解を生まず伝わりやすい名づけ方です。
他校で学んだ人と手順が違うのですが、どちらが正しいですか?
どちらも間違いではありません。流れの組み立て方はメソッドごとに異なります。ご自身が学んだ手順を確実に通せることのほうが、比較より優先されます。
リンパ以外の技術もあわせて学べますか?
学べます。本講座を含む15講座をまとめたメディカルトータルボディセラピスト 15講座もご用意しています。



