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施術者の手汗と額の汗:受け手に付けない拭き方と替えの上衣

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施術者の手汗と額の汗:受け手に付けない拭き方と替えの上衣

施術者の手汗と額の汗:受け手に付けない拭き方と替えの上衣

2026/10/04

施術中に手のひらが湿ってきたり、前かがみになったときに額の汗が落ちそうになったりすることがあります。暑い時期に限らず、室温を受け手に合わせた部屋で動き続ければ、施術者だけが汗をかきます。

汗そのものは止められません。決めておけるのは、いつ拭くか、何で拭くか、濡れたものをいつ替えるかです。これが決まっていないと、袖や肩口でぬぐったり、湿った手のまま受け手に触れたりすることになります。

この記事では、施術者の汗が受け手に付く3つの場面、手を当て直す前の拭き方、顔が受け手の真上に来る工程での外し方、替えの上衣と着替える時刻を整理します。

目次

グローバルボディケア総合学院

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1. 施術者の汗が受け手に付く3つの場面

付く場面は3つ

  1. 湿った手のひらが、受け手の肌や服に触れる
  2. 額やあごのしずくが、受け手の上に落ちる
  3. 汗で濡れた袖や上衣の前面が、受け手に触れる

3つは出る場所も、拭く道具も、替えるものも違います。ひとまとめに考えるより、場面ごとに段取りを分けるほうが迷いません。

オイルを使う施術と、着衣の施術で変わること

オイルを使う施術では、手のひらの湿りは目立ちにくく、気になるのは額のしずくと濡れた袖です。

服を着たまま受ける施術では、手のひらの湿りが受け手の服にそのまま移ります。同じ場所を続けて押さえる工程ほど、服に湿りが残りやすくなります。

始める前に済ませておくこと

  • 外から戻った日は、施術の10分前までに室内に入り、汗が引いてから手を洗う
  • 腰に手拭き用のタオルを1枚下げる
  • 前髪を上げ、汗止めのバンドを付ける
  • 水をコップ1杯飲む

始める前の手洗いや爪の整え方は、セラピストの爪と手の準備で取り上げています。この記事では、施術が始まってから出る汗を扱います。

2. 手のひらの汗|腰のタオルで、手を当て直す前に拭く

拭くのは手を当て直す前

60分の施術で、両手が受け手から離れる場面は6〜8回あります。部位を移るとき、体位を変えるとき、掛け物を直すときです。手を拭くのは、このときと決めておきます。

片手3秒、両手で6秒です。8回拭いても、合計は48秒で済みます。

腰のタオルは1件に1枚

手拭き用には、フェイスタオル(34×80センチ前後)を縦に二つ折りにして、腰に下げます。受け手に使うタオルとは分け、1件ごとに替えます。1日4件なら4枚、予備を入れて5枚です。

袖や上衣の裾で手をぬぐうと、その湿りが次に受け手へ触れます。拭く場所は、腰の1か所に決めます。

片手ずつ拭く

工程の途中で湿りが気になったときは、片手を受け手に添えたまま、もう片方を腰で拭き、入れ替えます。両手を同時に離すと、受け手には次にどこを触れられるかが分からなくなります。

着衣の施術で湿りが止まらない日

服を着たまま受ける施術で、拭いてもすぐ湿る日は、受け手の服の上に薄い布を1枚かけ、その上から手を当てます。手ぬぐい(幅35×長さ90センチ前後)が1枚あれば、背中や脚を部位ごとに覆えます。

かける前に、「手が湿りやすいので、布を1枚はさみます」と一言伝えます。布は1件ごとに替えます。

手を洗いに立つのは体位を変えるときだけ

洗面所で洗い直すと、往復と手洗いで1〜2分かかります。施術の途中で立つのは、うつ伏せから仰向けへ変わるときの1回までと決めておくと、流れが切れません。

3. 額と顔の汗|顔が真上に来る工程と、落とさない外し方

顔が受け手の真上に来る工程を知っておく

額のしずくが受け手に落ちるのは、施術者の顔が受け手の真上に来たときだけです。背中を上から押さえる工程、仰向けの受け手の頭側に立つ工程、体を寄せて伸ばす工程がこれに当たります。

自分の施術のどこで前かがみになるかを、一度書き出しておきます。

汗止めのバンドを生え際に

前髪を上げ、幅5センチ前後のヘアバンドを生え際に沿わせて付けます。額の汗がバンドで止まり、眉より下へ流れにくくなります。バンドは、施術の間に乾いたものと取り替えます。

落ちそうになったら、3つの動作で5秒

  1. 両手を止める
  2. 顔を受け手の体の外へ向ける(半歩下がるか、横を向く)
  3. 腰のタオルで額を押さえる

額を押さえた手は、そのあとタオルで拭き直してから受け手に戻します。手の甲や袖で額をぬぐう癖があると、その袖が次に受け手へ触れます。

落ちてしまったとき

  1. 手を止める
  2. 「失礼しました」と一言伝える
  3. 乾いたタオルで、落ちた場所を5秒押さえる

こすらずに押さえます。顔や首に落ちた場合は、清潔なタオルを受け手の手に渡し、自分で押さえてもらいます。何も言わずに続けるより、一言あるほうが、受け手は落ち着いて受けられます。

4. 上衣の汗と、施術の間の着替え

濡れた上衣が触れる場所

汗で濡れやすいのは、脇、背中、胸の前面、袖口です。このうち受け手に触れるのは袖口と前面で、前腕を使う工程や、体を寄せる工程で当たります。

替えの上衣は3枚

ふだんは上衣2枚を交互に着ていても、汗をかく時期は1日に3枚を用意します。1日4件なら、2件終わったところで1回替え、残りの1枚は予備です。枚数は、自分で決めておく目安として使ってください。

下に肌着を1枚着ると、上衣の表まで濡れるのが遅くなります。素材や袖丈の選び方は、セラピストの服装で取り上げています。

着替える時刻を先に決める

着替えは、施術と施術の間の自分の時間に入れます。上衣を替えるのは1分ほどです。「濡れたら替える」ではなく、「2件目のあとに替える」と時刻で決めておくと、迷わずに済みます。汗の多い日は、1件ごとに替えても構いません。

室温は受け手に合わせる

受け手は薄着で横になり、動きません。施術者は動き続けています。同じ部屋にいても、暑さの感じ方が違います。

室温は受け手に合わせ、施術者は肌着、上衣の替え、水分で調整します。送風機を使う場合は、風が受け手に当たらない向きに置きます。

続くときは相談する

手のひらや顔の汗が、季節や室温に関係なく、日常生活でも困るほど続く場合は、皮膚科などの医療機関に相談してください。

施術中にめまいや気分の悪さを感じたときは、手を止めて受け手に伝え、座って水分をとります。続く場合は、その日の施術を終えて受診します。

5. 着衣のまま行う施術を学ぶ|タイ古式メディカルセラピー講座

服を着たまま受ける施術は、手のひらを受け手の服の上に当てる時間が長く、手の湿りへの備えが施術の組み立てに関わります。タイ古式メディカルセラピー講座は、衣服を着たまま行う施術を学ぶ通信講座です。

実技と理論の科目

  • 実技:仰向け調整、うつ伏せ調整、座位調整、パームプレス・フットプレス、ストレッチ
  • 理論:タイ古式マッサージの歴史、施術の特徴

手のひらで押さえるパームプレスや、体を寄せて行うストレッチでは、手と上衣が受け手に触れます。体位ごとに工程が分かれているので、どこで手を拭き、どこで顔を外すかを、工程に沿って決めておけます。

教材と受講条件

  • 教材:オリジナルDVD1枚、実技テキスト1冊、理論テキスト1冊、確認問題
  • 受講料:通常70,400円のところ資格支援特別価格29,900円(58%OFF)。クレジット24回払いで月々1,414円から。資格支援特別価格は時期により変動します
  • 期間:標準2ヶ月〜6ヶ月、最長1年まで延長無料
  • 認定証:3枚(GBC認定1枚・ITSA認定2枚)
  • 試験料・認定料・送料・更新料は無料。確認問題は100点満点の80点以上で合格、再試験は無料で回数の制限なし

整体を学びたい方には、整体トッププロエキスパート講座もあります。修了後に活動している方の声は、卒業生の声で紹介しています。

6. よくある質問

手汗が多いと、セラピストには向いていませんか

手の湿りやすさだけで、向き不向きは決まりません。拭く時刻と道具を決めておけば、施術は組み立てられます。オイルを使う施術では手の湿りが目立ちにくく、着衣の施術では布を1枚はさむ方法があります。日常生活でも困るほど続く場合は、皮膚科などに相談してください。

制汗剤やパウダーは使ってもよいですか

使うかどうかは、自分で決めて構いません。ただし、香りの強いものは避けます。手のひらに粉や成分が残るものは、受け手の肌や服に移るので、使ったあとに手を洗ってから施術に入ります。

冷房を強くすれば済みませんか

室温は受け手に合わせます。受け手は動かずに横になっているため、施術者がちょうどよいと感じる室温では、寒いことがあります。寒くないかを受け手に聞き、施術者の側は肌着や上衣の替えで調整します。

受け手の方が汗をかいているときは

掛けているものが多すぎないか、室温が合っているかを受け手に聞きます。来店時に、顔が赤い、汗が止まらない、ふらつくといった様子がある場合は、施術を始めずに涼しい場所で休んでもらい、水分をとってもらいます。セラピストは診断を行いません。様子が変わらない場合は、医療機関の受診をすすめます。

汗止めのバンドやタオルは何枚用意しますか

1日4件なら、腰のタオルは予備を入れて5枚、バンドは2〜3本が目安です。どちらも濡れたまま使い続けないよう、施術の間に乾いたものと替えます。洗い替えは、上衣と一緒に1日分をまとめて用意しておきます。

グローバルボディケア総合学院

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