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自分の体で練習できる部位とできない部位|施術練習の進め方

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自分の体で練習できる部位とできない部位|施術練習の進め方

自分の体で練習できる部位とできない部位|施術練習の進め方

2026/09/02

通信講座で実技を学びはじめると、最初の練習相手は自分の体になります。DVDを見て、テキストを開いて、そのまま自分の脚や腕に手を当てる。ここまでは誰でも同じです。

ところが自分の体には、手が物理的に届かない場所と、届いても圧のかかり方がまったく変わる場所があります。この二種類を分けないまま練習を重ねると、触りやすい部位だけが上達し、背中や後ろ側は映像を眺めただけで終わってしまいます。

ここでは、自分の体で練習できる範囲を寸法で整理し、届かない部位をどう埋めるかまでをまとめます。

目次

グローバルボディケア総合学院

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

1. 自分の手が届く範囲は背中で途切れる

まず、自分の背中に両手を回してみてください。上から肩越しに回した手の指先は、多くの人で肩甲骨の下角あたり、脇の下とほぼ同じ高さで止まります。下から腰を回した手は、ウエストのくびれから上へ10センチから15センチのところまでです。

この二つの間に、10センチ前後の帯が残ります。ここが自分では一生触れない部位です。背骨の中心から左右5センチ以内は特に触れにくく、指先がかすっても圧をかける方向が作れません。

触れても圧の向きが選べない部位

首の後ろや肩の上は、手を回せば触れます。ただし肘を肩より高く上げた姿勢になるため、20秒から30秒で腕のほうが先に疲れます。圧が一定しないので、練習にはなりません。

押す方向にも制限があります。自分の肩を押すときは上から下へ押すしかありませんが、他者の肩に対しては、横から、斜め下から、頭側からと角度を選べます。同じ部位でも、自分に対してできることは他者に対してできることの一部でしかありません。

背面が中心の技術ほど自習が難しい

背部・腰部・臀部を主に扱う技術は、そのぶん自分の体では再現できない範囲が広くなります。整体トッププロエキスパート講座のように背面全体を体系的に扱う内容では、DVDで手順と手の形を覚え、実際に圧をかける練習は他者の体で行う、という二段構えになります。

これは通信講座の弱点ではなく、体の構造上そうなるというだけの話です。順序を知っていれば、練習計画の立て方が変わります。

2. 届いても圧が入らない部位がある

手が届くことと、施術と同じ圧をかけられることは別です。自分の体を押すと、押した力とまったく同じ力が押し返してきます。支えている側も自分の体なので、体重を前に移して沈めるという動作が成立しません。

高さ60センチから70センチの施術ベッドの脇に立って行う施術では、腕の力をほとんど使わず、上体をわずかに前に送るだけで圧が入ります。座って自分の脚を押すときは、この体重移動が使えず、腕と手の力だけになります。同じ手技をなぞっても、入る深さが変わります。

腹部は身構えてしまう

仰向けになれば、お腹には両手が届きます。ただし自分の手が触れる瞬間、次にどこへ動くかを自分が知っているため、腹壁に力が入ります。他者の手であれば、息を吐く動きに合わせて沈めることができます。安静時の呼吸は1分間におよそ12回から18回なので、その周期に手を合わせる練習は、自分の体ではまず成立しません。

後ろ側の太ももは触れない

大腿の後面は、座れば体重で潰れて指が入らず、うつ伏せになれば手が回りません。前面と側面は座った姿勢で触れるのに、後面だけがすっぽり抜け落ちます。

逆に、ふくらはぎ、足首、足裏、足指は、膝を曲げて座るだけで完全に手が届きます。上体の重さを腕に乗せることもできるため、圧の深さも他者に対するときに近づけられます。押す・揉む・叩くの使い分けで扱った三つの手技のうち、圧迫と揉捏は足元であれば自分の体でもかなり近い形で練習できます。

3. 自分では見えない角度をどう補うか

手が届く部位でも、自分の目で見られる角度は限られています。ここを補わないと、手順は覚えているのに手の形が崩れたまま固まります。

鏡は左右が反転する

正面の鏡を見ながら手の位置を確認すると、映っている手は左右が逆です。右手で行っている動作が、鏡の中では左手の動作に見えます。手順を覚える段階でこれを見続けると、左右の入れ替わった動きが記憶に残ることがあります。

背面を見るには鏡が2枚必要です。壁の鏡から1メートルほど離れ、手鏡を持って角度を合わせると、肩甲骨まわりまでは確認できます。

手首の返り方が他者とは違う

自分の太ももを押すとき、手首は体の内側へ返ります。他者の太ももに対しては、手首をまっすぐに保ったまま体重を乗せられます。母指の角度も同じで、自分に対しては指の腹が斜めに当たり、他者に対しては真上から当てられます。

自分の体で練習した手の形を、そのまま他者に持ち込むと角度がずれます。自分の体では手順と圧の強さを、他者の体では手の形と角度を覚える、と分けて考えると混乱しません。

立ち位置という要素が消える

他者への施術では、頭側に立つか、脇に立つか、足元に立つかで同じ手技の意味が変わります。自分の体を扱うときは立ち位置そのものがないので、この要素は練習に含められません。

4. 他者に触れて初めて分かること

家族や友人に協力してもらえる段階になると、自分の体では一度も出てこなかった要素が一気に増えます。あらかじめ知っておくと、最初の1回の戸惑いが減ります。

体格が変わると手の幅が変わる

施術ベッドの幅は60センチから70センチが標準です。この上に横たわる人の肩幅や脚の長さは一人ずつ違うので、両手の間隔も毎回変わります。自分の体だけで練習していると、この幅が固定された状態で覚えてしまいます。

反応が返ってくる

圧が強ければ体がわずかに逃げ、呼吸が止まります。弱ければ何も起きません。この反応を見て手を調整することが、施術の中身のかなりの部分を占めます。自分の体では、強いか弱いかを頭で判断してしまうため、観察の練習になりません。

声をかける必要が生まれる

体位を変えてもらうとき、圧の強さを確かめるとき、終わりを伝えるとき。ひとりで練習しているあいだは一言も発しませんが、実際の施術では言葉が手と同じくらい使われます。協力してもらう相手には、練習であることを先に伝え、痛みを感じたらすぐ言ってもらうよう頼んでおきます。

なお、セラピストは体の状態を診断する立場ではありません。触れて気づいたことを原因として伝えることはせず、気になる状態が続く場合は医療機関の受診をすすめる、という線を最初から守って練習してください。

5. 脚から始めて全身へ広げる

ここまで見てきたとおり、自分の体で最も条件よく練習できるのは足元から脚にかけての範囲です。膝を曲げて座れば手が届き、上体の重さも使え、目でも確認できます。ここから入る組み立てになっている講座があります。

メディカル美脚ケア講座

メディカル美脚ケア講座は、まず自分の脚に対して手技を行い、習得後に家族やサロンのメニューへ広げていく構成の講座です。実技科目には、オイルトリートメント、足裏フィストスライド、トゥアプローチ、エリアスライド、ヒールラップ、スパイラルトリート、腰部ストレッチ、脚全体ストレッチ、大臀筋ストレッチが含まれます。理論科目は、むくみの原因、セルライトについて、パーツ別ケアポイント、食事とむくみの基礎知識、セルフケアの注意点・禁忌、アロマオイル基礎知識、経絡・つぼです。

教材はオリジナルDVD1枚、実技テキスト1冊、理論テキスト1冊、足裏反射区表、スイートアーモンドオイル、精油(グレープフルーツピンク)。標準の学習期間は1ヶ月から3ヶ月で、最長1年まで延長は無料です。認定証は3枚発行され、更新料はかかりません。

受講料は通常33,000円のところ資格支援特別価格14,200円、月々671円からの分割にも対応しています。資格支援特別価格は時期により変動します。支払い方法の詳細は受講料のお支払方法のページにまとめてあります。

届く部位から順に積む

足元で圧の入れ方と手の形を固め、次に自分の腕と前面へ広げ、背面は他者に協力してもらう。この順で進めると、練習できない部位の前で止まることがなくなります。

6. よくある質問

練習に協力してくれる人が身近にいません

足元から脚、腕、肩の前面までは自分の体で相当な範囲を練習できます。背面については、手順と手の形をDVDで確認し、クッションや枕を相手に見立てて手の位置と体重の移し方だけを繰り返す方法があります。実際の体に触れる機会は、資格取得後に少しずつ増やしていけば間に合います。

利き手と逆の手はどう練習しますか

自分の体を使う練習では、利き手ばかりを使いがちです。同じ部位を左右の手で交互に行い、片方につき同じ時間をかけると差が開きません。両手で同時に行う手技は、片手ずつに分けて先に覚えると形が崩れにくくなります。

取得できる資格は何になりますか

当学院の講座は、修了時に複数の認定証が発行されます。認定証の種類や、資格を取得したあとの就職・開業のサポートについてはW資格と就職サポートにまとめています。試験料、認定料、送料、更新料はいずれも無料で、確認問題は100点満点中80点以上で合格、再試験は無料で回数制限もありません。

練習していて自分の体が痛くなりました

その部位の練習はいったん中止してください。圧が強すぎるか、手の角度が合っていないか、同じ場所を長く続けすぎたかのいずれかであることが多いですが、痛みが数日続く場合や、休んでも戻らない場合は医療機関を受診してください。セラピストは自分自身の体についても、状態を判断する立場ではありません。

グローバルボディケア総合学院

ご自宅で開業したい方やセラピストとして独立したい方の背中を後押しできるよう、様々な技術を取得できる通信講座をご用意いたしました。経験豊富な講師による手厚いサポートで、未経験の方を応援いたします。

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